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壁の薄い部屋

第1章 隣の音


・・・おい、大丈夫か?

んぅ・・・

これはやり過ぎたな・・・


男はポリポリと顎をかくとを抱き、車に乗せそのままアパートへと向かう。

慣れた手つきでアパートのドアをあけると、をベットに寝かせた

そして服を全て脱がせると、ネクタイでの手首を縛る


いー眺め


のスマホを取り出すとその姿を写真に撮り顔の横に置く


今日はここまで。また明日な。


男は満足そうに部屋から出ていった。







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くしゅんっ・・・


肌寒くて目が覚めた


ここ?・・・あれ?私のアパート・・・?


夢だったのかな・・・?あの痴漢・・・

って、そんな訳はなく、身体に残る感覚も・・・
そしてなにより、手首を縛られたネクタイも


なんで・・・?


ぽーと、考えてもわからない答えを考えてるとスマホが震えた

そこにはLINEで私の写真が彼から添付されてるのを確認する

痴漢されてこんな顔してるなんて・・・

公衆の面前で胸を肌蹴させ、快感を貪ってる顔・・・

こんな事が現実に起こるなんて考えもしなかった

たまらなく自分から彼にねだったことも身体が覚えてる

思い出すとまたじわっと蜜が溢れてくるのを感じる



明日はショーツは履いてくるな


彼からのメール

痴漢されてる写真を何枚か、トイレで犯されてる動画も一緒に送られてきてる


わたし、また彼にされる、の?


怖いような、でも身体がゾクゾクする

彼の言う通りわたしは・・・


はい、ご主人様。


わたしはそうLINEを返した。
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