第5章 白恋中サッカー部
朝食を終えてイナズマキャラバンは北海道に向けて走り出す。
普段この時間に起きていることのない椿だが、それでも起きそうもない椿を風丸は心配そうに見つめる。
北海道に向かっているのだから当たり前だが、雪がちらつき始め、だんだん寒くなって来た。
風丸は自分も少し寒かったが、隣で寝て苦しんでいる椿に自分用に持って来た毛布をかけてあげたりしていた。
そんな中、急にキャラバンが止まる。
凍えた少年を保護してまたストライカーのいるという白恋中に向かう。
途中危機もあったが例の少年に助けられたりもした。
もうここからは歩けると少年はキャラバンを降りていく。
白恋中に着くと、まだ起きない椿をキャラバンに残して雷門イレブンは白恋中と試合をすることになった。
探し求めていたストライカーの吹雪士郎は先程イナズマキャラバンを救ってくれた少年だった。
しかし、吹雪はディフェンスにいる。
「アイスグラウンド」
吹雪はディフェンス技で自分でボールを取り、ピッチを走る。
「エターナルブリザード!」
吹雪のシュートが決まった。
吹雪の実力が認められ、瞳子はイナズマキャラバン参加の要請をした。
吹雪は快く引き受ける。
その日雷門イレブンと白恋中サッカー部は白恋中に泊まることになった。
風丸は一之瀬と共に椿を呼ぶためキャラバンに戻る。