第12章 炎のストライカー
イナズマキャラバンは沖縄を離れ、イナズマ町へ戻ってきた。
みんなは自宅へ帰ることに。
と、そこへエイリア学園のボールが落ちて来た。
「雷門イレブンの諸君。我々ダイヤモンドダストは、フットボールフロンティアスタジアムで待っている。来なければ、黒いボールを無作為にこの東京に打ち込む。」
そのボールからはガゼルの声がした。
東京を壊滅させる訳にはいかないので、フットボールフロンティアスタジアムへ向かった。
試合が始まると、雷門はなかなか攻められずにいた。
そして、スタンドへと飛んでいったボールが戻ってきて、一所に降りて来た人物がいた。
世宇子中のアフロディだった。
「何しに来たんだ。」
「戦うために来たのさ、君たちと。」
円堂の問いにアフロディがそう答えた。
円堂はアフロディに対して警戒心を表す。
「君たちと共に、奴らを倒す…!」
アフロディを助っ人として迎え入れ、試合が再開した。
しかし、フットボールフロンティアでの決勝のことが気がかりな雷門中のメンバーはアフロディへパスを通すことができなかった。
まだ信じきれていない上にタイミングも合わない。
どんどんダイヤモンドダストが攻め上がってしまう。