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確かなコト【進撃の巨人】
第7章 空白と決意
昔を思い出し、リアはまぶたを閉じて頬を緩める。
「懐かしい。殆ど覚えてませんけど、団長のこと嫌いって思ったことは覚えてます。」
エルヴィンは肩を揺らして笑っていた。
「そうか。だが君もなかなかだったと思うよ。」
2人は目を合わせて笑いあっていた。
「リア」
エルヴィンの声にリアは顔をあげる。
「君に渡さなければならないものがある。」
リアはエルヴィンの笑みに違和感を感じていた。
見たことがある。
……これは何か隠してる笑顔だ。
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