第11章 始動
菅原「大地と旭とは1年の時から一緒にやってきました…一緒のコートに立ちたいです。1プレーでも多く。影山が疲れた時、何かハプニングがあった時穴埋めでも代役でも3年生なのに可哀想って思われても試合に出られるチャンスが増えるなら何でもいい…正セッターじゃなくても出る事は絶対諦めない…その為にはよりたくさんのチャンスがほしい」
咲弥は澤村と東峰の手を取り力を込めた
繋心「っ……」
菅原「っ!生意気言ってすみません!」
繋心「菅原…」
菅原「……?」
繋心「俺はお前を甘く見ていたみたいだ…正直今お前にビビってる…」
菅原「はいっ!?」
繋心「俺はまだ指導者として未熟だがお前らが勝ち進む為に俺に出来る事は全部やろう」
菅原「っ!!お願いします!!」
繋心「おう!!」
澤村「気合い入れんぞ!1回でも多く勝つ!」
東峰「おう!」
咲弥「私もサポート頑張るね!(ニコッ)」
3人で頷き合った
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《食堂》
バクバクバクバクバク……
日向と影山が勢いよく食べ進める
月島「どこから来んの?その食欲……」
山口「うぇー…」
西谷「おい!食え!無理矢理でも食え!」
咲弥「こら!夕!立って食べない!食べてる時に騒がない!行儀悪いでしょ!?」
西谷「でも咲弥さん!こいつら今からこんな少食じゃー…」
咲弥「分かったから!さっさと座る!蛍と忠はもう少し食べよ?ちゃんと食べないと筋肉再生しないよ?疲れも取れないよ?」
月島「じゃあ咲弥さん食べさせてよw」
((な、何言ってんだよ!月島!))
咲弥「赤ちゃんじゃないんだから!ちゃんと食べなさい!」
月島「はーい」
武田「咲弥さんは皆のお母さんみたいですねww」
西谷「じゃあ大地さんがお父さんですね!」
澤村・咲弥「「なにぃーーーっ!!」」
ガヤガヤと賑やかな1日が終わる