第10章 集結
ジャージに着替えた東峰が体育館に入ってくる
東峰をみて烏野メンバーが嬉しそうにしている
澤村「咲弥…何かしてくれたのか?」
咲弥「なにも…?旭が戻りたがってたから手を貸しただけ(ニコ)」
澤村「そっか…(苦笑)咲弥が帰ってきてくれてよかったよ…」
咲弥「そんな事…でも今度はちゃんと最後までみんなを支えるから…」
澤村「咲弥…」
咲弥「このゲームで烏野バレー部の時間が進めばいいな…」
澤村「そうだな」
繋心「後、セッターか…お前らの方からセッター1人貸してくれー」
菅原「……」
影山「……」
菅原が町内会チームの方へ動き出す
影山「菅原さん!俺に譲るとかじゃないですよね?菅原さんが退いて俺が繰り上げ…みたいな……ごめんですよ?」
咲弥「ちょっと、飛雄!」
菅原「俺は…影山が入ってきて正セッター争いしてやる!って思う反面どっかでほっとしてた気がする…セッターはチームの攻撃の軸だ。一番頑丈じゃなくちゃいけない…でも俺はトスを上げる事にビビってた…俺のトスでまたスパイカーが何度もブロックに捕まるのが怖くて圧倒的実力の影山に隠れて…安心…してたんだ……」
咲弥「孝支……」
菅原「スパイクがブロックに捕まる瞬間考えると今も怖い……けど!もう一回!俺にトス上げさせてくれ!旭っ!!」
東峰「っ!!」
菅原「だから俺はこっちに入るよ……影山!」
影山「……」
菅原「負けないからな!」
影山「俺もっす!!」
菅原「西谷ー!ナイスレシーブ頼むよー(ニコッ)」
西谷「当然っす!!」
菅原(にしし(^ー^))
ピッピィーーーッ!!
「「お願いしまーーーすっ!!」」
澤村「さっすがに威圧感あるなー」
「さあ、来い!高校生!!」
咲弥(みんな…頑張って!)