第10章 集結
武田「お疲れ様ー!」
澤村「集合っ!!」
澤村・菅原「「えっ!?」」
武田「紹介しますっ!今日からコーチをお願いする烏養くんです」
繋心「……」
咲弥(うかい…?)
澤村「コーチ?ほんとですか!?」
繋心「音駒との試合までだからな!」
澤村「はぁ……?」
田中「え、でも坂ノ下商店の兄ちゃんだよな?ほんとにコーチ?」
武田「彼は君達の先輩であの烏養監督のお孫さんです」
全員「「え゛ぇーーーっ!?」」
日向「え、でもお店の名前“坂ノ下”じゃないの?あ、ですか?」
繋心「母方の実家の店なんだよ。時間ねーんだ!さっさとやるぞー!!」
咲弥「烏養って……あーーーっ!」
田中「え、咲弥さん?どうしたんっすか!?」
咲弥「烏養監督の孫って繋ちゃんだよね!?」
全員(…………けい、ちゃん?)
繋心「あ?お前は?」
咲弥「あ、そっか小学生の頃以来だもんね…私も繋ちゃんの髪形違いすぎてビックリしたし…(苦笑)」
繋心「小学生以来って…ってかその呼び方……」
咲弥「月城 咲弥。結月の妹だよ!繋ちゃん(ニコッ)」
繋心「なっ、なっ、……何ぃーーーーーーっ!?」
武田「烏養くん。どうしたんですか?咲弥さんと知り合いだったんですか?」
繋心「いや…あー…えーっと…あれだ!なんつーか…」
全員「「…………??」」
咲弥「繋ちゃんは私のお姉ちゃんの元カレだよ(ニコ)」
全員「「え゛ぇーーーーーーっ!?」」
繋心「くそっ////」
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とりあえず元カレ話は一段落。
繋心「あーごほん。ま、お前らがどんな感じか見てーから6時半からゲームな!」
日向・影山「おぉっ!!」
繋心「相手はもう呼んである!」
澤村「相手…?」
繋心「烏野町内会チームだ!(ニヤ)」