第9章 覚悟
咲弥「え!?ちょっと旭っ!?」
澤村「おい!逃げるな!」
東峰「だってお前怒ると怖いんだもん(。>д<)」
澤村「今は別に怒ってないだろ!?」
東峰「うっ…………」
澤村「ま、俺達からすれば音駒の事って昔話みたいな感じで聞いてたし……今の代の烏野と音駒に何か因縁があるわけじゃない…でもネコ対カラス。ゴミ捨て場の決戦!よく話に聞いてたあのネコと今俺達が数年ぶりに再戦となるとちょっとテンション上がるよなー!」
東峰「……でも俺は…スガにも西谷にも合わせる顔がない……」
咲弥「旭……」
澤村「はぁ…まったくお前は…デカイ図体して相変わらずへなちょこだな!西谷と対極にも程があるww」
東峰「も少し言葉をオブラートに包めよー…それに咲弥の前でへなちょことか……」
澤村「安心しろ。スガはもちろん西谷も問題ない!お前と違って懐が深いからな…それに咲弥だってお前がへなちょこなのは知ってるだろ?」
東峰「それでもさー…ってかお前…基本優しいキャラじゃなかったっけ?」
澤村「お前は対象外だ!へなちょこだから」
東峰「うっ……」
澤村「ひと月もサボった事とかなんかいろいろ気まずいとか来づらいとかそう言うの関係ないからな……」
咲弥「大地…」
澤村「まだバレーが好きかもしれないなら戻ってくる理由は十分だ」
東峰「っ!!」
咲弥「そうだよ旭!」
澤村「あ、それとな…エースに夢抱いてるやつもいるんだからな…」
東峰「……」
“バシッ!”
東峰「いって( ̄□ ̄;)!!」
澤村「ほら咲弥、部活行くぞー」
咲弥「え、で、でも…」
澤村「ほんとのへなちょこかそうでないか…後はお前次第だ…旭」
東峰「…………」