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【ハイキュー!】もう1つの物語

第2章 想い


咲弥side






旭…気付いてる?
私は中学から旭を知ってたのを…

徹ちゃんとの事があって辛かったけど
マネージャーはやめなかった
そんな中、中学最後の大会で
旭をみたんだ。


背が高くて、パワーのあるスパイク
優しい笑顔とバレーを楽しんでるキラキラ感…


心がキュッとなった…


パンフレットを見て名前を確認するのが
その時の私には精一杯だったけど
久しぶりにワクワクしたんだ…


だから入学式の日
旭に話しかけられた時
ビックリしたけどすごく嬉しかった…


クラスも部活も一緒…
旭と過ごす時間がすごく大切で
すごく…大切で…




東峰「咲弥?どーかし…えっ!?ど、ど、どーした!?」


清水「咲弥?泣いてる」


咲弥「え…?」




潔子に言われて初めて泣いてる事に
気付いた…



澤村「お、おい!何かあったのか!?」


菅原「え、え、どーしたんだよ!?」



3人の慌てぶりと冷静な潔子を見てると
笑えてきた…



咲弥「クスクスクス…ごめん…なんか幸せ噛み締めてたら泣けてきたみたい(ニコ)」


菅原「なんだべー驚かすなよー」


澤村「何かあったかと思って心配しただろー?ほらっ!旭!オドオドすんな!(バシッ!!)」


東峰「いたっ!いや、だって振り向いたらめっちゃ泣いてて…」



優しすぎて…自信がなさすぎて…
打たれ弱い人…
でもバレーの時は人一倍責任感強くて
目がキラキラしてて真剣な人…



咲弥「旭…驚かせてごめんね?」


東峰「いや、大丈夫でよかった(ニコ)」


咲弥「心配してくれてありがと(ニコッ)」




このフニャッって笑う旭の笑顔が
何よりも大好き。


でもまだ伝えないよ。
もうすぐ転校しちゃうけど
まだ伝えない。

まだこんな淡い気持ちで
伝えられない。



結月「咲弥…もし本気で好きな人が出来たらちゃんと自分に素直になるんだよ?」


咲弥「お姉ちゃーん。どうゆーこと?」


結月「その時がきたら分かるよ(ニコッ)私みたいになっちゃダメだよ?」



まだきっと本気じゃない。
だから伝えずに行くね。



この想いが固まったら必ず伝えるから…
それまで友達でいさせて?
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