第8章 約束
《試合終了》
武田「はぁ~……」
菅原「ん?どうしたんですか?」
武田「す、すごい……」
菅原「あぁ…そっかぁ…先生は日向と影山の攻撃見るのは初めてですもんね!凄いでしょ!?もう凄いっつーか、怖いっつーか!!ん…?」
ぞろぞろぞろ……(烏野メンバーが武田の前に集まる)
烏野「「お願いしまっすッ!!」」
武田「あ…あ……」
菅原「先生、なんか高評とか…」
武田「あぁ……そ、そうか」
武田「えーっと…僕はまだバレーボールに関して素人だけど何か、何か凄い事が起こってるんだって事は分かったよ!」
澤村・田中「「んぉ…………?」」
武田「新年度になって凄い1年生が入ってきて、初めは一筋縄ではいかなくて…だけど今日分かった気がする!バラバラだったらなんて事ない。一人一人が出会う事で化学変化を起こす!今この瞬間も何処かで世界を変えるような出会いが生まれていて…それは遠い国の何処かかもしれない…地球の裏側かもしれない…もしかしたら東の小さな島国かも…北の片田舎のごく普通の高校のごく普通のバレーボール部かもしれない…そんな出会いがここで…烏野であったんだと思ったら…根拠なんかないけど信じないよりはずっといい!!きっと君らは強く…強くなるんだな……」
影山・日向「「………………ん??」」
武田「ご、ごめんッ!!(照)ちょっとポエミーだった!?引いた!?」
澤村「い、いえいえいえ!!そんな事ないです!!」
咲弥「そ、そうですよ!先生の話が飛雄と翔陽には少し難しかっただけですよ!」
澤村「先生!あざっす!!」
烏野「「あざーーーっす!!」」