第17章 アネモネ ~澤村 大地~
菅原「大地ー!マネ見つけたー?」
澤村「見つけた。清水がなってくれるって」
東峰「清水ってあのメガネかけた大人しそうな子?」
菅原「そーそー!」
澤村「で?お前達は?」
菅原・東峰「「ふふーん…[ニヤリ]」」
澤村「なんだよ…二人して…」
その時ちょうど旭のクラスの前にきた
菅原「咲弥!」
スガが1人の女子の名前を呼んでその子が廊下まで出てくる
その子を見た瞬間時間が止まった気がした…
東峰「おーい。大地ー?」
澤村「え?あ、あぁ…ごめん」
菅原「この子が入ってくれます!」
澤村「旭のクラスメイト?」
東峰「うん。月城 咲弥」
咲弥「初めまして[ニコッ]」
か、可愛い……
俺は初めて会った瞬間に好きになったんだ…
こんな事今までなかった…
それにバレー以外考えてこなかった俺には衝撃的だった……
咲弥「澤村大地くんだよね?これからよろしくお願いします[ペコ]」
澤村「え、な、なんで名前…」
咲弥「孝支と旭に教えてもらったの」
澤村「え、前から知り合い?」
菅原「小学校の同級生[ニコ]」
東峰「クラスメイト[ニコ]」
いや、スガは名前呼びってのは分かる…
旭は入学式からって事だろ?
俺と変わらないのに名前……
咲弥「大地って呼んでもいい?」
澤村「え?」
咲弥「旭と孝支は名前で呼んでるし…もし澤村くんがよかったら…」
澤村「いいよ!そっちの方が俺も嬉しい[ニコ]」
咲弥「ほんと?よかった[ニコ]」