第13章 強敵
東峰「おぉぃ……なんでこっちみてる!(泣)」
咲弥「旭はちゃんとうちのエースでしょ?」
澤村「あんまし甘やかすなよ」
咲弥「別に甘やかしてないよ?」
みんなの輪から離れて凹んでいる東峰…
西谷と咲弥は東峰を励ます
菅原「影山はこんなヤツいるとこ行こうとしてたんだなー」
田中「そんであれだろ?ww超高校級エースに向かってもっと早く動け!下手くそ!とか言っちゃうんだろ?ww」
影山「言いませんよ!!」
咲弥「さすがの飛雄も言わないよね(苦笑)」
影山「当たり前です!」
日向「これを倒さないと音駒とは戦えない…」
繋心「コラコラ…白鳥沢だけが強敵じゃねーぞー」
菅原「他は…去年のベスト4とかっすか?」
繋心「それももちろんだが…今年は他にも強敵がいる」
ポケットから紙を取り出す烏養
繋心「守りと連携に優れた和久谷南と鉄壁の一言に尽きる伊達工業。どこよりも高いブロックを誇るチームだ…伊達工には確か今年3月の県民大会で2-0で負けてるな……」
日向・影山・咲弥「「っ!」」
影山[3月の試合……鉄壁のブロック……東峰さんが戻る前菅原さんが言ってたのは伊達工業との試合か……]
咲弥[旭が自信をなくしてしまった原因の試合……]
繋心「伊達工は本来ならベスト4レベルのチームだが去年は3回戦で優勝校の白鳥沢と当たってベスト16で終わってる……だから今年はシードじゃない……つまり組み合わせによっては1回戦で当たる事もなきにしもあらず……そんで次……あぁ…こことはこないだ練習試合したんだったよな…」
影山・咲弥「っ!!」
繋心「セッターながら攻撃力でもチーム一。もちろんセッターとしても優秀。おそらく総合力では県内トッププレイヤーの及川徹率いる青葉城西」
日向「[ビクッ!]大王様……」
咲弥「徹ちゃん……」