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もうひとつの記憶
第4章 私達
朝、私達は集まった。
「まだ探すのか?」
「探すよ。きっと〇〇〇は私達が見つけるのを待ってる!」
「お姫様じゃないんだから。」
公園で3人、円になって話す。
ただ、他人に見えてるのはわたしだけ。
私も俺も、人間には見えていない。
「手掛かりないだろ。当てなく探すのか?」
「公園と裏山と…神社は?」
「みーちゃん、神社は神聖な場所だよ?〇〇ちゃんに近づける場所じゃないよ。」
そっかー。私は思った。
取り合えず、公園にいないので裏山に向かった。
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