• テキストサイズ

【M】翔くんの好きなとこ(気象系)

第1章 超好き



「スーツ、シルバーのやつがいいな♪」
「持ってねぇよ」
「え?だってこないだテレビで――」
「あー…。あれ、衣装」
「えー…」


んな顔すんなよ。

…ったく。


「おまえ好きだね~、スーツ」
「超好き♪」


ま、いいけどね。

スキとか言われりゃ、悪い気しないしね、こっちも。


「借りれるかわかんねーけど、頼んでみっか」
「やったぁ☆」


マネージャーにメールしながら、ふと思った。

スーツが好きってことは…


「おまえさ、翔くんとかどうなの。嵐イチスーツが似合う、キャスター櫻井は」
「翔くん?ふふっ。…すっごい好きッ!!」


は?

…『好き』?

しかも『すっごい』!?


「…マジ?」
「うん♪」


嘘。そんな話、聞いたこと――


「撫で肩じゃなければね?」


そう言って、彼女は悪戯っぽく笑った。


/ 7ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp