• テキストサイズ

己I龍

第5章 【眞弥×武政】浮気


「最近いなかったのはね、これ選んでたの」

そう言って小さな箱を棚から取り出す。

「なに…これ…」
「指輪。意味、わかる?」

その意味を理解した俺はさらに泣いてしまった。そして浮気をした事を悔やむ。うわ言のようにごめん、ごめん、と言っていると眞弥はそうじゃないでしょ?と言う。

「で返事は?」
「俺、浮気したんだよ…?それでも許してくれるの…?」
「また俺が上書きすればいいでしょ?」

そう言われて返事を言おうとすると眞弥からソファに押し倒された。

「ぇ、眞弥…?」
「ほら、浮気できない体にさせてやるよ」

そう言うとキスをされる。長いことキスやら何やらしてなかったのでつい頬が緩んでしまう。

「ふふ、そんなに嬉しいの?」
「うん…///」

少し恥ずかしいが眞弥の顔を見つめる。
/ 32ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp