第4章 花【進撃の巨人/エルヴィン】
痣だらけでも白い肌。華奢な体躯。柔らかな髪。大きな瞳。ころころ変わる表情。小さな手。透き通る声。聡明な頭脳。全てが愛おしい。慣れているはずの行為なのに、一々顔を真っ赤にしながら応えてくるのが愛おしい。潤んだ瞳に写る自分。彼女が俺しか見えていない証拠。捕らえたはずが、捕らわれたのはどちらだろうか。
「エルヴィンさん……もっと……触ってください」
「仰せのままに」
下着を上にずらし、乳輪の周りを撫でる。徐々に主張を始める突起。そこを触れないように優しく胸全体を揉み解す。
「乳首が立ってきた。胸、気持ちいいか?」
「きも、ちいい……です……」
の目を片手で優しく覆う。そのまま優しく包むように胸を揉んでいく。徐々に力を入れ、痛みを与える前に力を抜くのを繰り返す。
「綺麗な形だ。感度もいい」
「っ……いわな、いで……」
「息も荒くなって、イケない子だ」
耳元で卑猥な事を告げる。それだけでの体が揺れた。耳に息を吹きかけ顔を遠ざける。目隠しをされ汗ばんだ肌。足をもぞもぞ動かして物足りないと言っているのを気付かないフリをする。目隠しを外すと潤んだ瞳と目が合った。そんな姿を見て興奮しないわけも無い。気付かれないように唾を飲み込む。
乳首へと手を伸ばし、指先で優しく上に押し上げる。何回か繰り返すと、体を震わせ始めたので、人差し指でゆっくり転がす。
「こんなに固くして本当にお前は可愛いよ」
「える、びん……もう……」
「ああ。一回イこうか」
手の甲を胸に付け、両方の乳首を人差し指と中指で挟む。挟んだ指で乳首の横側を擦るように刺激しながら、親指で先端を刺激する。
強烈な刺激には耐えきれず腰を浮かせて果てた。こんなにあっさりイかされるのは始めてで何が起きたか分からない。
イって敏感な乳首を舌で往復ビンタするように舐める。口に含み舌で刺激を与えながら、もう片方の乳首を先ほどと同じように人差し指と中指で挟み、スライドさせるように刺激を与える。
目の前で火花を散り、腰がガクガクと震え、二回目の絶頂を迎えた。