第31章 それぞれの闘い
──ガガガガ
──ゴゴゴゴ
炭.冨「「!?」」
炭治郎が冷や汗を掻きながら走っていると、突然地鳴りのような音が鳴り響く。
冨「何だこの揺れは!?」
炭「ぎ、義勇さん!!」
冨「止まれ!!落ち着け!!」
すさまじい衝撃に焦っていると、冨岡が指示を出す。
炭(誰か戦ってるのか!?皆無事でいられるのか…!?)
鴉による伝達で続々と上弦の鬼との対峙が伝えられ、焦りと不安を感じる炭治郎。
炭(…いや違う。こっちに近づいてる??
この匂いは……!!)
しかし、音はだんだんと近づいてきて、炭治郎は匂いで正体を感じ取った。
──ビシッ
冨「上だ!!炭治郎さがれ!!」
冨岡の指示に炭治郎が下がると、何かが上から建物を突き破ってきた。
──ドォンッ
猗「久しいなァ。よく生きていたものだ。
お前のような弱者が。」
上から降りてきたもの─…猗窩座はいきなり炭治郎に攻撃をしかける。
猗「竈門炭治郎!!」
炭「猗窩座ァァアア!!」
炭治郎 冨岡 vs 上弦ノ参 猗窩座
──────────────────
────────