• テキストサイズ

【鬼滅の刃】復讐の血桜 

第25章 伝える想い



その日も通常通り柱稽古を行っていた。


杏はこの4日間でひっそりと身辺整理を行っていた。


サ「ヤメナサイヨ、縁起デモナイ。」


『何があるかわからないでしょう??』


サクラから止められながらも無理に押し通していた。


『さて、と…。大体こんな感じかしらね。サクラ、祈里さんと音羽さん呼んできてくれる??』


サ「ハーイ。」


パタパタと飛んでいくサクラ。


暫くするとサクラが祈里と音羽を連れて戻ってきた。


サ「連レテ来タワヨ。」


『ありがとう、サクラ。』


サクラにお礼を言い、祈里と音羽に向きなおる。


祈「どうされましたか??」


『お2人に教えておきたいことがありまして。』


音「教えたいこと…ですか??」


『はい。この棚の開け方です。』


そう言いながら杏は絡繰棚に触れる。


祈.音「「っ!!」」


祈里も音羽も絡繰棚の中に何が入ってるかよく分かっていた。


屋敷で自由にしていいと言われているが、未だに入ることが許されていない唯一の部屋の鍵。


だからこそ、驚きで声が出なかった。


祈「…どうして、ですか??」










/ 1147ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp