第4章 柱合裁判

時は亥の刻。


サクラの言っていたとおり寝るにはかなりはやい時間。


鬼殺隊に籍を置く杏は夜に出歩くことは多い。


そのせいかたまに寝ることのできない日があったりする。


『こんな時間だけど、今日は眠れそう…。』


小さく欠伸をし、布団に潜り込む。


目をつむる前に籠の中で寝ているサクラに視線を向ける。


『おやすみなさい、サクラ。』


小さく呟くように言い、目を閉じた。




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