第18章 刀鍛冶の里-終結
し「皆さん大怪我してきましたね〜。」
同じ病室にまとめられた柱3人。
その3人を見ながらふふふっ、と笑うしのぶ。
『私はそうでもないですけど…。』
し「杏さんは肺にかなりの量の水が入ったんですよ??処置は結構大変だったんですから。」
『すみません……。』
甘(しゅんってなってる杏ちゃん可愛いわ!!)
しゅん、とあからさまにへこむ杏。
そんな杏にキュンキュン、と胸を高鳴らせている甘露寺。
し「さて、甘露寺さんと時透くんに関しては怪我の治りが早いですね。」
『あ、そのことなんですけど、無一郎くんは痣が出現しました。』
し「痣が…!!薬は??」
杏の報告にしのぶは目を見開き、時透の方へと向き直る。
時「飲んでます。薬飲んでからは身体がかなり楽になりました。」
し「そうですか。良かったです。」
甘「あ、あのっ、私も多分その痣が出たみたいなの…。」
しのぶがほっ、と胸をなでおろした瞬間、甘露寺からの爆弾発言に全員がバッ、と視線を向ける。
し「本当ですか!?」
『薬は…!?』
甘「大丈夫!!飲んだよ!!
こう、身体がフワって軽くなった!!」