第1章 encounter~geranium~*
男は去っていったというにの2人のキスはまだ続いていた
『んっ、やぁっ、ちょっ、もう、んんっだい』
相澤は女の唇から舌を割って口の中に入り込み女の舌と絡み合わせ
歯列をなぞったり、女の舌を吸い、女の口の中を弄んでいた
女は一旦離れようと相澤の胸を押すも
プロヒーローの相澤がそこら辺の女に押されてもビクともしない
女はどちらかもわからない唾液が口から溢れ、首元に垂れていった。
その垂れた唾液を相澤はキスするように首元に顔を下げ舐めて、そのまま女の鎖骨に吸い付き、女の腰に回していた片方の手は女の身体をさするように触っていった
女は焦って
『もう大丈夫だから、離してよ!!』
本当に離してそうに言ったきたため相澤は途中でハッとし辞めた
「悪いね、誘われたと思ったもんで、ついね」
『いっいや、誘ったていうか無理やりキスした私が悪しい、てか謝られる必要ないし』
……気まずい雰囲気が流れた
相澤は欲しいとは思ったがそれを今から誘うのもこの状況だからだと自分に言い聞かせて
「もうあの男が来ることはないだろう。遊ぶのも大概にしたほうがいい」
と言って帰ろうとした
女はとっさに相澤の手を掴み引き止めた
「なんだ?」
『あっいや。なんでだろ?』
「はー。続きがしたいなら、俺も男だ。こんな途中で終わるのが嫌なら連れてくぞ」
相澤は本当は続きがしたいのだが合意の上でと思っていた。本当は襲いたいくらいの気持ちに何故だかなっており、自分でも分からないため困っていた。
『いやーそれはいい。助けてくれてありがとう。』
女はそう言って一瞬寂しそうな顔をしたが、その後笑顔を向けそう伝えてまた騒がしい中に去っていった。
残された相澤は溜息を吐いて下半身に溜まる自分の熱をどうしようかと思いながら
もー会うこともない女をおかずにして、2日間やり過ごした。