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PHALAENOPSIS【ヒロアカ】

第20章 outbreak of war~achillea~


えりの逃亡事件から少しして治崎は菜緒に
「ヴィラン連合と接触を図る」
と伝えてきた
『・・・わかりました。協力体制をとるのですか』
「難しいだろうな。恐らく向こうもこちらをよく思っていない」
『そうですか。人員をこちらに手配する形ですか』
「あぁ。菜緒の意見を取り入れようと考えているが誰がいいと思う」
『移動手段として黒霧,相手を騙す形で渡我,分倍河原ですかね。3人とも便利そうですし』
「そうだな。お前も参加してもらう。今後,父親もそっちと交渉が必要になる可能性もある」
『わかりました』

そうして死柄木一人でやってきた
「殺風景な事務所だな」
(生で見るの初めてだけど怖っ,手はなによそれ)
菜緒は無言で壁に寄り添い治崎との会話を眺めていた
死柄木は靴を机に乗せ下ろせと言われてるのを無視し離している
(あっやば,そろそろみんな怒るぞ)
と思った瞬間だった
「調子に乗るなよ」
ミミック,クロノスタシスが攻撃しようとした
『言わんこっちゃない』
だが,治崎が落ち着かせ冷静に話を進めた
「菜緒,将棋を持ってこい」
『わかりました』
「その,女誰だ」
「今,こっとで預かっている奴だ。哲学の娘といったら分かるか」
「議員やりながら裏では薬の売買やっていると聞いている男の娘か」
「あぁ」
『どうぞ』
「やらん片付けろ。ルールも知らん」
そう言って治崎は再び話を進めた。
「黒霧か渡我,分倍河原をうちにいれる」
死柄木は納得していなかったが結局黒霧以外の二人が組に入ることになった
「弔くんからの命令で仕方なく来ましたトガです」
「久しぶりだなトリ野郎,てめぇ絶対許さねぇぞ,よろしくお願いします」
と言って自己紹介をし個性まで種明かしとなった
「・・・オッケーだ。これから八斎會の一員として迎える。だが手配犯のおまえらを自由にさせるわけにはいかない
指示のない限りはこの地下の居住スペースから出ないように頼む。菜緒案内はお前にまかせた」

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