第10章 sports festival~iberis~
(ふーやっと帰った)
菜緒はソファーに寛いだ
『ありゃー本気だな』
爆豪の発言を思い出し、菜緒は困っていた
爆豪のアプローチは今後ヒートアップするだろうし
(避けようにも避けれないようにしてこられそうだ、困ったな。けどまぁ勝己だし。何とかなるかぁ。まぁ今日はこの傷がバレなかっただけ良かった)
菜緒はため息をし、煙草に火をつけ、昨日相澤に見つかった傷は爆豪には気づかれなかったことなホッとした。
相澤もすぐ気づいたんだ。傷は前日よりはマシなものの見つかる可能性があると思い菜緒はバレないように細心に注意を払っていた。
そっちに気を取られてキスはされたもののバレるよりマシだと考えていた。
そして副作用症状も取れ,昼と夜しっかり食べ前日からしっかり寝たかいもありいつも重い身体が今日は一段と軽かった。
かと言って今から何するでもないし、Anemoneも今日は来なくていいと言われてるため菜緒はパソコンを見始めた。
『変わりはないか』
そう言って菜緒は株の状況を確認していた
そう菜緒の殆どの収入源はここからきている。
2年前から母親が働いてどうにか暮らしていたが,その母親も床に臥せ,お金に困っていた時に酒坂に進めれら始めたのがきっかけだった。
学校も行っているため,随時見れるわけではないため,うまくいかない時もあるがそれでも生活できる程度は稼いでいた。
後の収入はanemoneでだ。
酒坂はパソコンや経営について全くできずに酒を作るしか能がない男のため,菜緒はそこでも酒坂の変わりに管理を行い,収入を得ていたため,実際お金には今,困ってないくらいだ。
だがそれを父親にバレるのも癪である。
何言われるかわからないため,菜緒は昔と変わらずお金にか困っているように見せかけてきた。
『ふぅ~終わったけど。どうしよう,今日寝れるかな?』
実際いつもより寝れいる菜緒は先ほど見た夢の影響もあり寝れないだろうと思っていたがとにかくやることがなく,菜緒は今朝送るか悩んだメッセージをもう一度携帯と睨めっこした