どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第9章 アクマを狩る少年
女性警官が教会に入ろうと門をくぐっていく。
「モア!本当に入るのか?」
後ろから追いかける男性警官。
「街の人から苦情が殺到してるの。ここで人が消えてるのなんだの。」
「だから呪われてるって言ってるのに!」
「チャールズ、それが警官のセリフ?どうせ誰かが流したたちの悪いデマよ。ここは呪われてなんかいない!」
「わかったよ。」
モアと呼ばれた女性警官はドアを開け、中に入る。
「うわぁ、荒れ果ててるな。」
「こんなところに本当に旅人が泊まったりするのかしら。」
チャールズが転んで叫ぶ。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「なに!?」
「あ、足に。」
「ん?猫よ」
モアは猫を抱き上げる。
すると、大量のコウモリが現れる。
「あぁぁぁぁぁ!!」
「大丈夫か、モア!モア?」
そこに残されたのはチャールズのみ。