第4章 海の王妃
「おお、それは嬉しいな」
指輪が光を放ち、海全体を照らす。
「あ」
「願いが届いたようだな」
「ふふっ。ポセの負担が減れば、それだけ一緒にいられる時間が増えるもの」
柔らかく微笑む○○に胸がきゅんとなったポセイドンは、その両腕で包み込んだ。
「全くお前は…!どこまで俺の心を掴むんだ…!」
その勢いのままベッドに押し倒す。
「待って」
「待ったはなしだぜ!」
「違うの。今日は私にさせて?」
ポセイドンが力を弱めた隙にくるりと体制を逆転させた。
「お、おい!」
「だーめ。じっとしてて」
全裸同然の装飾を外し、パンツを下ろす○○。ポセイドンの分身はすでに半勃ちだ。
「うふっ。期待してるのね。かわいい」
人差し指の先で根本からツーッとなぞればピクピクと反応を返す。
「……っく……ぅ……」
もう片方の指もその先端で円を描く。
「はぁっ!……っくはっ!…ぁっ!」
先走りがにじむ部分をこしょこしょとくすぐると、ポセイドンの体が大きく跳ね、自身も固さを増していった。
「あっ!は…!んぐぅう!」
「これがいいの?」
その先端への刺激に裏筋への刺激を加える。
「○○…っ!ま…っああっ!」
「すっごい…。ピクピクしてる…。エッチな液もいっぱい…」
猛りきった雄を口にくわえた途端、ポセイドンが半身を起こした。
「だめだっ!出るっ!」
「んぶっ!」
○○の口の中に熱いほとばしりが放たれた。
「あっ!す、すまない!」
「ぷはっ。たくさん出たね」
「飲んだのか?」
「うん。ごちそうさま」
「今度は俺の番だ」
ポセイドンは○○の肩を掴んでそのまま押し倒す。そして股間の息づく場所に顔を埋めた。
「このかわいい蕾はなんだ?」
指で蕾を刺激すると、蕾がピクンと反応する。
「あんっ!」
「かわいいな」
下の口からは官能の証がトロトロとあふれ出てくる。ポセイドンはたまらなくなり、蕾を口に含んできつく吸い上げた。
「ああーっ!それ……っ、だめぇ!」
○○の腰が揺れる。吸い上げながら、手で胸の小さく固くなった果実を愛でた。
「あああああーーーっ!ポセ!来て…!ああっ!」
「ああ…。今宵も共に逝こう」
己を○○の中に収める。