第5章 黄と二人っきり
碧
『涼太お待たせ!』
黄瀬
「碧っち 待ってたっスよ!」
先ほどまで見ていた携帯を鞄にしまい
その代わりといわずに左手を出していた
付き合っていなかったが中学生の時にも
危ないという理由で涼太と手をつなぐことはあった
・・・だけどもう高校生だ
付き合ってないし恥ずかしくてなかなか右手を出さなかったら
待てなくなった涼太が私の右手に左手を重ねた
黄瀬
「じゃあ、黒子っち 碧っち連れてくスよ」
黒子
「黄瀬君 よろしくお願いします」
火神
「いいのかよ黒子!!あいつ何するかわかんないぞ!?」
黒子
「大丈夫ですよ 黄瀬くんは【キセキの世代】の中でも信頼できる男ですから」
火神
「・・・・そうか・・・」