第15章 ※束縛※
ピリリリリリピリリリリ ピーピー プツッ
これで何回目だろう・・
もう何度も携帯が鳴っているが出たくない・・・
だって相手は先日負かされたばっかりの大輝だから
『はぁーー・・・ 今は会いたくないな・・』
ベッドで横になりながら考えていたら玄関のインターホンが鳴った
今日、お母さんもお父さんもいないんだっけ・・
『はぁーーい 今いきまーす』
ーーガチャーー
「よぉ」
扉あけた先には大輝がいた
『!!』
急いでドアを閉めようとしたら大輝の手と足に阻まれてしまった
「おいなんで閉めるんだよ あと電話でろよ」
『・・ごめん・・』
「とりあえずオマエの部屋行くぞ」
『え?! 何しに来たの!』
「は? 約束しただろ」