第9章 王者秀徳との試合
火神くんが私の両肩を掴んで反発する
火神
「じゃあ負けてもいいのかよ!!
勝てなきゃただのきれい事だろーが!!」
碧
『・・・じゃあ「勝利」ってなに?
試合終了した時相手より多く点を取っていても
嬉しくなければそれは「勝利」じゃないと思う』
火神くんが両肩を掴んでいた手の力が弱まった気がした
小金井
「・・・別に負けたいわけじゃないって!ただ1人できばることはねーってだけだよ」
日向
「なんか異論・・・あるか?」
火神
「そんなん・・・ねぇ・・・いや・・・白咲悪かった
勝った時嬉しい方がいいに決まってる」