第21章 エピローグ 全ての人達へ
花帆「凄いよ、朱音!本当に26歳の体!?私そんなに動いたら死んじゃうよ~!」
初めて会った時からあたしの味方であり続けてくれた花帆。自分の手を怪我してまであたしの事を怒ってくれたのは、すごく嬉しかったな。
宗助「朱音と花帆を一緒にすんなよな…それより、今度祝勝会しようぜ!俺の驕りだ!」
宗君の笑顔と明るい性格には何回も救われた。征ちゃんと喧嘩した時も、誰よりも心配してくれたね。
愛海「やっぱり朱音かっこいいー!ね、写真撮ろうよ!友達に自慢するんだから!赤司君も入ってね!」
中学時代からあたしのバスケをずっと応援してくれた愛海。中学3年間一緒なクラスになれて良かったよ。あたしの大事な親友だよ。
汐音「朱音、やっぱアンタは天才だわ。今写真をネットオークションにかけると大変な事になるわね。赤司君も朱音を取られないようにね。香代もおめでとう、だって」
ずっとあたしの憧れである汐音先輩。そして今日は来れなかった香代先輩。2人がいてくれたからこそ、あたしは今自分の道を歩んでいられる。
兄「さすが俺の妹!ジムにも電話殺到だぜ。ほら、咲(さき)も喜んでるぞー!」
咲「朱音ちゃん、咲にもこんどばすけおしえて!」
美樹「おめでとう、朱音ちゃん」
美樹さんとお兄ちゃんの娘、咲ちゃん。昔言ってくれたように、あたし達はずっと仲の良い兄妹でいる。あたしの自慢のお兄ちゃんとその家族。ずっと支えてくれた大好きなお兄ちゃん。
母「朱音、おめでとう。怪我とかしてない?」
父「もう朱音も子供じゃないんだぞ。だが…よく頑張ったな」
赤司父「おめでとう、朱音ちゃん。征十郎も楽しそうだよ」
あたしと征ちゃんを生まれた時から支えてくれた両親。3人がいてくれたからあたしも征ちゃんも今こうして大好きなバスケが出来ている。