• テキストサイズ

Mirror【R18】

第7章 救うも止めるも艶を添えるも理性


だからといって、高雄のやり方は好きでは無い。

美和はいい人間であり、いい女だった。
仕事熱心で煩く喋り過ぎず、待つよりも先に行動する。

それはセックスに対しても同じで、身体の相性でいっても今までの女の中では一番だった。


ただ問題は、美和が瑞稀に惚れているという所だ。
瑞稀は本来割り切って女と付き合えるタイプでは無い。
──その時は、美和を傷付けてしまう。
そんな後ろめたさがあって瑞稀は美和に優しく接した。


そういう時、澤子の事が気にかかった。
また危ない目にでも遭ってやしないか、笑っているか、元気でいるのか。








/ 187ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp