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Mirror【R18】

第3章 健全な精神は健全な肉体に宿りかし


澤子は満員電車だけはどうしても慣れなかった。

好きな人は居ないだろうが。


彼氏である三木と軽い食事をした帰り、車で送っていくという彼に丁重に断りを入れ、澤子は仕事帰りの人でごった返す時間帯の電車に揺られていた。

車とはいえやはり男性と密室というのは抵抗があるものだ。
三木は確かに紳士的だし、話も面白いのだが、時々彼女の胸元をチラと見る視線さえ最近はどうも嫌になっていた。




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