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Mirror【R18】

第10章 前後を切断せよ


部屋に残された高雄は厳しい顔をしていた。
ゆっくりと立ち上がり、窓辺に向かう。


これはあの自分の行為の代償なのか。

高雄は白いマーガレットの花に溢れるキャビネットの上で微笑む、亡き妻の写真を手に取った。


そしてまた大切なものが私の手から零れ落ちようとしている。






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