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仮面ライダーウィザード 

第52章 「最後の希望」




グレムリンからソラの姿へと戻った

ソラ「ふふふっ……人の希望を奪って…キミはそれでも…魔法使いなのかい…?」

晴人は変身を解いた

晴人「人の心をなくしたお前は…人じゃないだろ…」

ソラ「…言ってくれるね…」

ソラは地面に倒れこむ

そして眠っているの方をみた


パチンッ…


ソラが指を鳴らす

『……ん…』

が目を覚ました

『ソラ…?』

目の前で消えていくソラ

は起き上がって消えていくソラの元へ

ソラはに向かって手を伸ばす

はその手を掴む

ソラ「何で… ちゃん泣いてるの・・・?」

ソラはいつものように笑いながら言った

『わかんないよ…。でも…消えるとこ見て…悲しくならない人は…いないよ…』

ソラ「キミは…ホントに…」


グイッ…!


『!!』

ソラはの腕を引っ張り、自分の胸の中に収めた

『ソラ…?』

ソラ「一瞬でもキミが…ボクのものになってくれて…嬉しかった…」

そう言ってソラはにの口元へキスをした

そしてそのまま灰となって消えてしまった

『あ…』

灰は空へと舞い上がる


ギュ…


『晴人…』

後ろから抱きしめたのは晴人だった

晴人「これで…」

仁藤「やったな…晴人…」

凛子「これでコヨミちゃんの心も…きっと…」

瞬平「まさか…コヨミちゃんの心が…晴人さんの新しい力になるなんて…」

晴人は指輪を見た

晴人「この指輪はもうすぐ終わる…」

瞬平「え…?」

晴人「これは…誰も知らないどっか遠いところに…」

「「「…………」」」

晴人「このまま静かに眠りたいって言うのが…コヨミの希望だから…」

『晴人…』

晴人「それが…コヨミの心を…救うことだと思う…」

晴人は笑った

そしてその笑顔と思いに反応して指輪が光った――



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