第20章 「今日の命、明日の命」
―――翌日―――
晴人は壁に飾ってあった妻の絵を外した
及川「慎重に頼むぞ」
晴人「あぁ。任せて」
凛子「何してんの?」
瞬平「あ、希望の絵なんで面影堂に持っていこうと思って」
凛子「ふ~ん…。あ、瞬平くんちょっと手伝って」
瞬平「え??あ、じゃあ晴人さん、ちゃんお願いします」
晴人「うん」
絵を包もうとしたが、絵の裏に手紙が
『晴人…これ…』
晴人「………」
晴人は手紙を懐にしまった
そして及川とともに面影堂へ向かった
《待ってたよ…ゲートに魔法使い》
瞬平「ヤバイ!!」
晴人「今度は家を見張ってたってことか」
《おかげでゲートの心の支えもわかった…》
晴人「わかったところで…ここでお前を倒せばいいんだろ?」
《ドライバーオン プリーズ!》
晴人「変身」
《フレイム プリーズ! ヒー、ヒー、ヒーヒーヒー!》
『今のうちに!!』
たちは非難しようとしたが周りをグールに囲まれた
は弓矢を出してグールを倒していく
しかし
瞬平「あぁー!!!」
瞬平の持っていた肖像画をグールに取られる
『!!』
はグールを攻撃
絵を奪い返そうとするが
ガシッ
《退け!!!》
ファントムはの肩を掴み、投げ飛ばした
『きゃぁ…っ!!!』
凛子「ちゃん!!」
は噴水の石垣に背中を強打した
『…っ!』
そしてファントムは肖像画を破壊した
『!!』
及川「そんな…!」
『絵が…!』
立ち上がり、及川の元に向かおうとするがグールが邪魔をする
『どきなさい…』
は弓矢を構え、グールを打ち抜いていく