「マヨイガ×アイカツ!」マイマイ、アイカツ体験!?
第1章 マイマイ、アイカツ体験!?
いちごとあおいが先に2つ目、3つ目のアスレチックをクリア後、マイマイもクリアし、蘭とすぐにいちごたちに追いつきます。
そして、マイマイたちは4つ目と5つ目のアスレチックもクリアし、公園の細い道を走るとき、「アイカツ、アイカツ」と声をあげ、ゴールの大きなケヤキの木に到着しました。
「あんた、なかなか根性あるな」
と、蘭が言うと、
「第1回(納鳴村のとき)からの人生やり直しツアーで鍛えられていますから」
マイマイがにこっと片手でこぶしを胸の前に出します。
「ななき……」
「むら……?」
いちご、あおいの順に言い、2人は目をパチクリさせていました。
「あ、いちごちゃんたち、忘れちゃっていいからね」
「納鳴村、行ってみたいな」
「いえいえ、行かない方がいい、いい」
いちごが瞳を輝かせながら言っていたからか、マイマイが慌てながら首を振ります。
「話を変えてしまうが、なあ、あおい、ケヤキの木にゴールしたあとは、どうしたらいい?」
「えっと、美月さんのところに戻るみたい。『終わったら私のところに戻ってきてね』って書いてあるから」
蘭の問いに、メモを見て言ったあおいです。