第1章 嬴政(えいせい)×新人宮女

政が私に馬乗りする形で見下げられ、少し鼓動が大きく鳴る。

もう、逃げられない

分かっているはずなのに、初めての快感の恐怖から政の胸を押して逃げようとしてしまう。

そんな私を見てか、政はフッと微笑んで、またあの深く優しい口付けを私に落とし始めた。



『んんっ…はぁ』



力が抜けていく…

片方の手は繋がれ、
もう片方の手の指は、胸からお腹へツゥッと下がっていき秘部の方は向かっていく。

怖いのに、政に触れられたい、なんて…

そして、

くちゅ

と水音がすると同時に、身体に甘い痺れが駆け回る。



「よく濡れているな」


『きゃあっ、そ、そんな、とこ…政っ！』



なに、これ…

私、はしたない…！

政はわざと音の鳴るように私の秘部を掻き回し、しばらくして、
その上の小さな蕾を撫であげられる。



『ひっ…んぁっ、そこ、やだぁ』



涙目で政を見上げれば、フッと微笑まれ、きゅっと胸がしめつけられる。

勝手に動く腰は政の足によっておさえられ、ただ政の与えてくれる快感に溺れる事しかできない。