第6章 【激しい彼】
ある日の深夜の時刻。
街外れに立地してある薬局の中で、2人の男女が夜の営みを行っていた。
『っあ…ドフラミンゴさん……っや…』
「フフフ…嫌じゃねェだろ?」
ベッドの上で、仰向けになっている彼女の中に欲望を挿れて抜き挿しをしている最中だ。今回の行為は彼の無理矢理によって引き起こされた事。彼女は乗り気では無い。
それでも彼の下で喘いでいるは、されるがままの状態。
『っあ、あっ…あぁあっ……!』
「…くっ……」
そろそろ達しようとした時に腰の動きを早め、彼女の中へと欲を吐き出したドフラミンゴ。すぐに己の欲望を抜いたのでがその感覚に対して甘い声を漏らす。
『…っあ…んっ』
「まだ終わっちゃいねェ…」
『え…』
余韻に浸っている彼女を抱き起こし、引き寄せると片方の胸の先端を口に含む。舐め上げたり舌で転がしたりすれば、感じる。
そして鎖骨辺りに唇を押し付け、赤い花を咲かせる。更に肩口や胸、腹や太腿にも痕を付ける。
『んっ…』
「…俺のモノだ」
心や身体は全て自分のモノだと、にそう言い聞かせる。彼女はそんなドフラミンゴの頬を両手で添え、紅潮した顔で『…とっくに知ってます』と言った。その答えに彼は機嫌が良くなり「フフフ…どうやら俺に滅茶苦茶にされてェ様だな」と一言。
彼女は"あ、やっぱり言うんじゃなかった"と心の中で思った。