第4章 【酔っ払い】
終わった後はそのまま眠りについた彼女を抱き寄せ、ドフラミンゴも眠った。
しかし翌朝。
何やら騒がしい声が聞こえたので、起きたドフラミンゴ。隣には何が何だか分からないと言った様子の。彼は瞬時に理解した。
"あ、俺終わったな"
そうは思ったが一通り昨夜の流れについて彼女に話すと『…嘘ですよね?』と言い出す始末。
「じゃあ今お前が裸になってる理由が他にあるか?」
『……ちょっと地に埋まってきます』
「オイオイ待て待て…」
真実だと知った瞬間、地に埋まってくる等という事を言い出したので慌てて止める。腕を掴んで後ろから抱き締めると「昨日のお前は素直で可愛かったぞ?」と耳元でそう囁くと、顔が赤くなる。
『全部忘れて下さい』
「そりゃ出来ねェな」
『お願いします』
「嫌だ」
『お願いします』
「嫌だ」
『お願いします…!』
「今からやるか?」
『お願いします…!……あ』
「フッフッフ…!引っ掛かったな」
そのまま昼までベッドの上で沢山苛められたのは、また別のお話。