第9章 決断
岩崎「花谷、待たせてすまない。」
透「いえ、俺もいきなり驚かせてすみませんでした。」
岩崎「…花谷、提案があるんだがいいか?」
透「はい…。なんでしょう。」
提案とは、私と岩崎さんが透の前で身体を重ねること。
透の話したことが本当かどうか、これで確かめようというものだった。
透「……わかりました。その提案、受けます。」
岩崎「そうか…。じゃあ、寝室に来い」
ガチャーーーー
寝室に2人が入ってきた。
透はベッドの近くに腰掛け、岩崎さんは私の隣に座った。
岩崎「奈々…」
そう言って唇を重ねる。
ゆっくりと優しく蕩けるようなキス。
奈々「んんっ…っ…岩崎さん…」
岩崎「ほら、名前で呼べよ」
奈々「っ…あぁ…孝俊…」
お互いにキスをしながら服を脱いでいく。
岩崎さんがいやらしく身体をなぞり、ビクリと反応する。
岩崎「可愛い…っ…」
奈々「んぁっ…ゃっ…」
岩崎さんが胸を揉みながら、固くなった先端を舐め回す。
岩崎「ここ…弱いんだろ?」
奈々「…ぁ…だめぇ…」
ふと横を見ると、透は自分の固くなったソレを1人でしていた。
奈々(あ…本当…なの…)
岩崎「よそ見してる余裕あるの?」
そう言って岩崎は既に愛液が垂れている秘部を触る。
なぞりながら指を入れる。
奈々「ああああっ…孝俊っ…気持ち…いいっ」
岩崎「ほら、俺のも舐めて?」
奈々「んんんんんっ」
岩崎さんはいつもよりいやらしい手付きで攻める。
それに反応するように身体が熱くなる。
岩崎「…入れるよ」
奈々「っあああ!」
パンパンーーーー
部屋に肌がぶつかる音が響く。
岩崎「…っ…でるっ…」
奈々「…イクッ…」
2人は同時に果てた。
ちらりと横を見るとどうやら透も果てていたようだ。