第7章 3人の部屋
桜木さんの香水の匂いがする。
大人の色気がする香り…少しくらっとする。
桜木「昨日…岩崎さんと何してたの…?」
切なそうに聞く。
私は途切れ途切れに昨日の恥ずかしい話をなぜか正直に話してしまった…。
桜木「そんなこと…」
そこまでいうと、桜木さんのが大きくなっていることが上に乗っていてもわかった。
奈々「あのっ…桜木さん…きゃっ!」
桜木さんが私をソファに押し倒す。
桜木「俺…限界…っ…」
そう言って私に熱いキスをした。
奈々「んんんっ…あっ…んんっ」
激しいキス。
唇が離れたその時。
岩崎「はいっ、そこまで。桜木さん、風呂。」
と言って岩崎さんが現れた。
桜木さんは名残惜しそうな顔をして浴室へと向かった。
するとーーーー
岩崎「奈々…その格好、無自覚?誘ってるようにしか見えないんだけど。」
そう言って私の隣に腰掛けた。
岩崎「それと、俺たちを信用しすぎ。男は怖いんだよ?」
そう言われた。
奈々「えっと…そのっ…ごめんなさい…」
私は謝ることしかできなかった。
岩崎「少しは分かればよし。ほら、こっちきて?」
そう言われて私は膝の上にのった。
岩崎「ほら、もう膝の上。さっき言ったこともう忘れたの?ほんとに…単純すぎ…」
そう言って噛み付くようなキスをする。
奈々「んんんんんっ…!!!」
びっくりして岩崎さんにしがみつく。
岩崎「…っ…反応がいちいち可愛いなっ…」
と小声で言うと、今度は優しいキスをした。
岩崎「…奈々見てると…我慢できなくなる…」
恥ずかしそうに呟いて、長いキス。
奈々「んんんっ…あぁ…」
岩崎さんとのキスが気持ちがよくてもっとしてほしいと思ってしまう。
奈々「岩崎さん…もっと…ぉ…」
岩崎「…っ…馬鹿…」
お互いに求めるキスをしていたその時。
桜木さんが浴室から出てきた。
岩崎「奈々…寝室…行こうか…」
そう言って有無を言わせず私を寝室へ連れていった。