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〔R18〕複雑なカンケイ。

第6章 2人だけの部屋


奈々(さっぱりした〜。…ってあれ??)
さっきまで置いてあったはずの岩崎さんが貸してくれた部屋着がない…
しかも私の着ていた服は洗濯されていた…。
奈々(えっ…待って…私何を着れば……って嘘…これ?)
なんとそこに置いてあったのはワイシャツ一枚だった。
タオル1枚で出るのも恥ずかしくて何を思ったのかワイシャツを着て静かに浴室を出た。

奈々「…あの…岩崎さん…部屋着…どこに置いたんですか…?」
岩崎「…あっ、ごめんごめん、別の出そうと思ってて忘れた…(笑)こっち来て?今出すから。」
奈々「えっと…あの…私浴室で待ってます…」
岩崎「なんで?あ、タオル1枚だから恥ずかしいか(笑)気にしないからおいで(笑)」
奈々「えっと…その…違うんです…」
岩崎「…??まさか…花谷…」
奈々「あっ…ちょ…こっち来ないで下さいっ!!」

岩崎さんが私に近づいてきた。
そして私の格好を見て驚く。
岩崎「お前っ…それ…」
そう、何故なら私は岩崎さんのワイシャツを裸の上に着ているからだ。ましてや、まだ髪も乾かしていないし湯上がりで火照った顔。これは勘違いされてもおかしくはない。
奈々「あっ…違うんです…これしか見当たらなくて…とりあえずと思って…」
岩崎「お前なぁ…」
怒られるのかと思ったら、ふわりと抱きしめられた。

奈々「えっ…ちょ…岩崎さん…?」
岩崎「俺のこと誘ってんの?そんな格好で風呂上がりに。」
奈々「ちちち違いますっ…」
岩崎「違うって言われても説得力ないよ」
奈々「だからっ…そのっ…きゃっ」
岩崎さんは私をお姫様抱っこし、寝室へと入っていった。

ーーードサッ

奈々「岩崎さん…??」
岩崎「お前…無防備すぎ…本当に…。他のヤツだったらどうなってたと思う?」
奈々「えっ…あっ…ごめんなさっ…」
岩崎「身体で理解しないとわかんない…?」

そう言って岩崎さんはーーーーー

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