第10章 二人ノ死神
所変わって黒崎家
「イヤー!!まいった!!!マジ助かったぜ一護!!」
「どーいたしまして?」
トイレに縛り付けられていたコンは無事解放された
「で?結局 オマエはなんであんなトコに縛り付けられてたんだよ?」
「そんなモン決まってんじゃねーか!!オレ様にあんなマネできるのは世界広しといえどネエさんただ一人…」
そこまで言いハッとする
「そうだ一護!!ネエさんだ!!ネエさんが大変なんだよ!!!」
コンはモソモソと机に上り紙を見せた
「これ見ろこれ!!こんな分かりやすく書き置きしてあんだろが!!これに今まで気付かなかったオメーは!?」
「な…何だよこれ…?」
「だから言ってんだろ!書き置きだよ!オレら置いて出てっちまったんだネエさんは!!」
「出てったって…なんでだよ!?俺に一言もなしにかよ!?」
「うるさいうるさい 知るかァ!!オレなんかな!ネエさんが出る時一緒にいたんだぞ!!それなのに何の説明もしてもらえずに置いてかれたんだ!オメーのことなんか知るかァ!!」
泣きながら言うコン
(…………)
「くっそ!結局手がかりはこの手紙しか無えってコトかよ!」
(一体何が書いてあんだよ…何が…)
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楽しく解読せよ。
たわけあたって私たはでたたていたく。
さたがたすなた、そたたしたてしたんたぱたたいたすたるなた。…………───
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((出てく直前にいらんトンチ憶えやがってー!!))
ヒントはコレと指された所には謎の生き物が描かれている
((何だ コレ!?))
「ええい!本文にこんだけ「た」多いんだから多分「たぬき」だ!!「た」を消して読むぞ!!」
「えーっと…わけ…あ…って私…はで…てい…く
"捜すな そして心配するな"」
「"この手紙を読んだら燃やせ""それからできればこのまましばらく"…」
「"どこかに身を"…"隠していろ"…」