第9章 滅却師

「一護！止せ！貴様の戦える相手では…（ザッ」





呼び止めるルキアの前に立ちはだかったのは浦原





「…浦原！貴様一護を殺す気か！！」

「まさか、でもいい、大人しく見てて下さい」





ルキアはその場に座り込む





「（これは…縛道…！）」





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「うらぁあああ！」





一護は大虚に斬り掛かる

しかし、それは効かず、蹴り飛ばされる





「黒崎！」





石田が駆け寄る





「何を考えてるんだ？今のでどうやって倒す気だったんだ？」

「イヤ……、足から順に切り落としていけば最後に頭が落っこちて来るかなあと思ってよ」

「だるま落としか！全く…信じられない頭の造りをしてるな君は」





一護と石田がやいやいしていると大虚に赤黒い光が丸まり集まる





『わぁお♡大変だねぇ』

「虚閃…！彼奴はここで虚閃を放つつもりか？逃げろ…早く！アレをくらったら欠片も残らんぞ！！」





ルキアは未だ縛道にかかったまま一護に言う





一護は斬魄刀を手に駆ける





その一護に大虚は虚閃を放つ





が、一護は虚閃を刀身で防ぐ





「そろそろデスかね」





「あぁあああああああああ！！」





一護はそのまま刀を縦に振り上げる





「メノスが…」

「戻って行く…！」





そして一護は手を挙げ叫んだ





「勝〜利！！！」


























『……さっすが〜……でも、見つかっちゃうね…』





壊牙の言葉は誰かに届くことは無かった