第8章 行方不明ノ死神
── 空座町 午後七時十三分 金曜日 ──
黒崎一護 / 15歳
髪の色/オレンジ
瞳の色/ブラウン
職業/高校生
特技/"ユウレイが見える"
そう 俺はユウレイの見える男
実家は町医者
人の命をあずかったりあずからなかったり
そのせいかどうかは知らないがとにかく
物心ついた頃にはあたりまえのように
ユウレイが見えてた
ホントウに
普通の人間を見るのと同じように
物心ついた頃には
あたりまえのように
ユウレイが見えてた
だから
"死神"なんてものの存在は
考えたこともなかったんだ