第6章 カロス地方の思い出
私達はそれぞれ精一杯ポケモンバトルを楽しんだ
お互いのポケモンが残り1匹になった時
「これで最後のポケモンですね、カルネさん」
「そうね!いくわよ!」
それぞれポケモンを出すと
私はメガリング、カルネさんはペンダントを掲げた
メガルカリオ対メガサーナイト
「カルネさんも継承者だったんですね」
私はそう言うと波動弾を指示した
カルネさんも技を指示している
そんな戦いもすぐに終わってしまった
「いま胸一杯でうまく言葉に出来ないけど私、チャンピオンで良かったと思っているの…だって、貴方とポケモン達カッコいいんだもの!プラターヌさんが新しいチャンピオンの為…ミアレシティであれこれ準備するのも分かるわね!だけど、その前に…」
カルネさんは私に手を差し伸べる
「氷空さん、もう少し私に付き合ってくださる?」
そう言うと私とカルネさんはエレベーターに乗って
殿堂入りの間に入っていった
「ほらっ!この空間こそが殿堂入りの間…これまでの経験をポケモンリーグにほとばしらせ命を輝かせたポケモンとトレーナーを永遠に刻んでおく場所!」
ここが
他の地方でも殿堂入りの部屋に入ったことがある
そして殿堂入りをしてきた
私は今までの思い出を思い返しながら
「氷空さん、貴方のポケモンへの想い…貴方の力を奮い、戦い抜いたポケモンをマシンに記録して永遠のものにしましょ!」
私は頷くと
ポケモン達を殿堂入りのマシンに記録し始めた