第6章 カロス地方の思い出
私はフラダリに勝利すると
「ふはは!君と…ポケモンの本気…心地よかったよ!!」
この人は何を考えているの?
何で悲しそうに笑ってるの?
「君は私を止めようとしている…だが待て、私はラボの利益で人を…世界を救おうとした…しかし、無力だった…世界は大きく、そこに居るのは私の努力だけでは救えない愚かな人々…だから奪う方にまわったのだ!」
この人は、フラダリさんは
そう言う事だったんだ…最初から間違ったやり方をしていたわけでは無かったのね
そう言えば、以前与える方になりたいって言っていた
でも、この人は世界を滅亡させようとしている
間違ってると思ったら止めなきゃ
「私の想い…分かって貰おうとは思わない…只、最終兵器を止めるのなら私達のラボを巡り皆と勝負しなさい」
フラダリはエレベーターの方を見る
「エレベーターの鍵は君がこれまでに出会ったフレア団の科学者の誰かが持っている…全てを救う…大それた理想が世界を苦しめるのだよ」
そう言うとエレベーターに乗って行ってしまった
「氷空!」
私はその後カルムと合流し
ブラダリラボの科学者を探すことになった