第6章 カロス地方の思い出
フラダリラボの中に入るとフレア団のボス…フラダリさんが立っていた
「まさか、フラダリさんがフレア団のボスだったとはね」
私は彼を思い切り睨みつける
「世界はやがて行き詰まる…全ての命は救えない…選ばれた人のみが明日への切符を手に入れる…君は切符が欲しいのか?それとも私を止めるのか?勝負にて示しなさい」
全ての命は救えない…か
ノアの方舟の話に似ているな
でも、こんなの間違ってる
「私は、貴方を止めます…止めて見せます!そして、皆で未来を作ります」
過去は変えられないけど、未来は作ることが出来る
フラダリは鼻で笑うとポケモンを繰り出してきた
「次期イッシュ地方サブウェイマスターの一人の君に手合せ願おうか」
やっぱり、こっちの情報は結構そっちにだだ漏れみたいね
「私達の未来は貴方なんかに終わらせやしない!出て来て!ニンフィア!」
私もポケモンを繰り出した
でも…何で、フラダリは悲しそうな顔をしているの?