第6章 カロス地方の思い出
マスタータワーのてっぺんに着くと
ジムリーダーいや、メガリングの継承者コルニさんが立っていた
「空を見ると心がふわっとして…ポケモンもアタシもなんでも出来そうで…好きなんだここ!」
確かにてっぺんはきれいな景色だった
何でも出来そうでポケモン達の補助もなく空も飛べそうで
炎や水なども操れそうで
何となく懐かしい気持ちになる
それと同時にこれから始まるワクワクする様なバトルの事を考えるとここに来て良かったと思う
「もう一度ごめんなさい!わざわざここまで来させて!高みを目指す気持ちを忘れない様にって事でメガリングは此処で渡す決まりなの」
高みを目指すか…
私は何処まで強くなれるのか知りたい
「はいっ!メガリング!」
私はメガリングを受け取ると腕に付けた
「メガ進化させたいポケモンにメガストーンを持たせるの!そして、ポケモンを勝負に出せばおのずとメガ進化の兆しが見えるはず!」
私は頷くと
「ってルカリオ!?あんた、どうしたの?」
コルニさんの2匹のルカリオの内1匹が私の方に来る
「もしかしてルカリオ…そちらのトレーナーさんと共に戦いたいの?」
ルカリオは頷くと私の隣に立つ
「まさか…あたしとではなく、旅のトレーナーさんとの絆の方が強いなんてね…良いんだか悪いんだか…」
数回しか会った事のないトレーナーとの絆の方が強いってそう言う事もあるんだな
「貴方!やっぱり面白いトレーナーさんね!アタシのルカリオと一緒に戦ってあげて!アタシもルカリオで戦う!」
ルカリオ同士の1対1のバトル
私達はそれぞれポケモンを繰り出した