第6章 カロス地方の思い出
一方、ノボリ兄さんは
「クダリ!!」
「どうしたの?ノボリ兄さん」
「どうしたもこうしたもございません!!私達の氷空が!!やはり、旅に出すのがいけなかったのですか!!」
「落ち着いてよノボリ兄さん」
クダリは話の内容がよく分からずとりあえず落ち着かせようとするがノボリ兄さんは暴走しきってる
「とりあえず、何があったのか教えて?ノボリ兄さん」
ノボリ兄さんはさっきの出来事を全部話した
「カルムが私達の大事な氷空を」
「許せないね」
「そうでございます!」
だって、氷空のそんな笑顔を見ていいのは僕達だけなんだから
「僕達に勝てるような相手じゃないとね?ノボリ兄さん」
「そうですね、私達に勝てない様な相手では氷空を渡すわけにはいきません」
そう言うとクラウドに本の角で殴られる
「あんさんら…いい加減にしいや!氷空ちゃんに聞かれたら引かれるで!」
「いったー何するんだよ!クラウド」
「そうです!それに私達は」
「兄やろ?氷空ちゃんにとってはたった2人の兄」
クラウドの言葉に二人は黙ってしまう
「落ち着いたか?」
「「はい/うん」」
「ほな、二人とも駅長室に行ってきいや!!」
「駅長室ですか?」
確か駅長室は仮の駅長が務めている
任期は確か氷空の…約1年弱位後か
「私とクダリですか」
「本当は各地方で優秀な成績を収めている氷空ちゃんも呼びたかったようやけどな」
それを聞いて2人は急いで駅長室に向かって行った