第20章 ポケモンワールドトーナメント
「ダークトリニティ?あいつら何なんだよ!!」
ヒュウの声が港に響く
彼はプラズマ団の事になると暴走する癖があるなと思いつつ走り去っていくのを見守った
暫くして
「ダークトリニティは…」
チェレンは海の向こうを眺めながら言葉を紡ぎだす
「人の動きを封じて連れ去る超人的な連中…それよりも」
あ~ヴィオが言っていたあの言葉か
「確か、我々は今一度伝説のドラゴンポケモンを従えイッシュを支配する!…でしょ?一体何のことなんだろう」
現在、イッシュにはレシラムもゼクロムも居ない
真実の勇者と理想の勇者と一緒に旅をしている
では、その伝説のポケモンとはいったいなんなんだろう
私とカルム…そしてチェレンはメイの方を見た
「メイ、僕達は調べる事があるので6番道路に行く…君も道中気を付けなよ」
チェレンがそう言うと私達は6番道路に向かって行った
「氷空さんとカルムさん、急にすみません」
チェレンは歩きながら謝ってくる
彼は2年前と変わらないなと思いつつ
「気にしないで、今日から3日間は私達休みだし」
「それよりもプラズマ団の事は放っておけないからね」
そう言いながら3人は季節研究所の中に入っていく
カゴメタウンの気温の事を粗方調べると今日は解散になった